歯、口の健康を守って、笑顔にする!
歯科衛生士は、歯科医師の指導の下に歯科疾患の予防処置、歯科診療の補助や歯科保健指導などを行い、直接、患者さんの口腔内に触れて処置を行うことができます。
また、患者さんと直接関わることができることによって業務範囲が広がり、とてもやりがいのある仕事です。
こんな人におすすめ!
- 人と接する事が好き
- 細かい作業が好き
- 人の為に役に立ちたい
- 笑顔が好き
- 忍耐力、おもいやりがある

歯科衛生士の役割とフィールド

歯科予防処置
むし歯や歯周病の予防のため、歯垢・歯石等を器械・器具を使用して除去します。口腔の健康を守るために、歯科衛生士にしかできない重要な仕事です。

歯科診療補助
歯科医師の補助をします。患者さんの緊張や不安をやわらげ、安心感を与えてあげられるように配慮して、患者さんに接します。

歯科保健指導
患者さんにあった歯みがき指導や生活指導をします。幼児期から高齢期までの各ライフステージにおいて、歯科医師と連携して歯の健康の大切さを教えます。
教育方針
01
アドミッション・ポリシー入学者の受け入れ方針歯科衛生士の専門職を目指そうとする、以下のような資質を備えた人を求めています。
- 歯科衛生士になりたいという強い意志を持つ人
- 歯科衛生学の修得に必要な基礎学力を有する人
- 協調性と思いやりを持って行動できる人
02
ディプロマ・ポリシー卒業認定・称号授与方針本校所定の単位を取得し、以下の能力を身につけた者を卒業認定し、専門士(医療専門課程)の称号を授与します。
- 高い倫理観を持ち、歯科衛生学の基本的な知識と技術を身につけ専門職としての責務を果たすことができる。
- 科学的根拠を持って歯科保健活動を行うとともに、多職種とのコミニュニケーションのもと地域の保健・医療・福祉に貢献することができる。
- 生涯を通じて自己研鑽し資質向上を目指すことができる。
プロフェッショナルの知識と技能を習得できる
教育プログラム


- 現役歯科医師や専門家による講義
- 関連施設で行う充実した臨地実習
- 技術を身につける様々な実習
- 介護職員初任者研修取得
最新設備を充実させた学習環境
細部まで理解が出来る!
モニター付きユニット
基礎実習室の全ユニットには、モニターがついており、細かい所まで視覚的に理解できます。


講義・実習/シラバス
現役歯科医師や専門家による講義
第一線で活躍する歯科医師会会員、本科専任教員、大学教員と充実した講師陣が、医療人としての専門知識を修得できるよう指導します。2年生から行われる臨地実習では、一般歯科診療所実習、保健センター実習、口腔センター水戸実習、小学校実習、巡回実習等々さまざまな場所で、多くの経験を積んでいきます。
特に、心身障害者診療を行っている口腔センター水戸での臨地実習と、社会福祉施設を巡回して実施する巡回実習では、社会福祉の観点からも必要な経験をすることができます。
実習

- マネキン実習
- 入学してから、基礎実習として、実際の歯科治療の全体像をつかむため、人体を想定したマネキンでの実技練習を行います。

- 相互実習
- 学生同士、歯科衛生士役、患者役となって実習を行います。歯石の除去、歯みがき指導などの技術を身につけ、患者さんへの対応方法などを学びます。

- 臨地実習
- 2年生の後期から3年生の前期まで、臨地実習を行います。実際に、歯科医院や関係施設で、現場でしか学べない“医療人”としての知識・技術を習得します。
基礎科目と専門科目を中心としたカリキュラム
- 講義
-
- 口腔解剖学
- 歯科衛生士概論
- 解剖学
- 臨床歯科医学
- 生理学
- 薬理学
- 介護技術
- 口腔衛生学
- 歯科予防処置論
- 歯科診療補助論
- 歯科保健指導論





- 講義
-
- 人文科学
- 看護学
- 病理学
- 隣接医学
- 口腔機能学
- 高齢者歯科学
- 障害者歯科学
- 歯科保健指導論
- 講義
-
- 人文科学
- 衛生行政
- 社会福祉
- 口腔衛生学
- 歯科診療補助論
-
- 就職活動(7月~3月)
- 国試対策(7月~3月)
- 卒業試験(1月)
- 国家試験(3月)
臨床実習(10月~7月)




(その他実習:母子歯科保健指導実習・高齢者歯科実習)
- 就職活動
(7月~3月) - 国試対策
(7月~3月) - 卒業試験
(1月) - 国家試験
(3月)
卒業
歯科衛生士国家試験合格発表

超高齢社会への対応
近年、超高齢社会が進む中、要介護者への歯科保健指導や口腔健康管理の重要性が高まり、超高齢社会への対応の需要も増加しています。歯科医師と共に行う在宅での歯科診療補助や、歯みがき、歯石除去、お口の体操など歯科衛生士の役割が増えています。
本校では、そういった時代背景に対応するため、介護実習を行い、『介護職員初任者研修』の資格を取得できます。
国家資格合格率100%を目指す
国試対策サポート
3月に行われる国家試験に向けて、7月より対策授業を行っていきます。定期的に全国模試を受験し、実力を確認しながら、本校の講師が全員合格を目指しサポートしています。1,2年生の時から、全国模試を受験し、国家試験の感覚を身につけ、3年生では、全国模試の他、6回の模擬試験を行います。

就職活動
就職は、学校と茨城県歯科医師会が連携して全面バックアップ
本校での就職は、就業条件の希望に沿った就職がしやすく、就業場所も県内・県外各所に就職できます。国家資格は一生涯のライセンスのため、結婚や出産等で休職しても、また復帰できます。
茨城県歯科医師会では復帰に向けての講習会の開催など、再就職支援に取り組んでおります。
-
主な就職先
- 歯科診療所・病院(口腔外科等)・市町村保健センター・行政(保健所・市町村保健センター)・専門学校の教員・フリーランス・介護保険施設


就職活動の流れ
- 01就職支援セミナー
- 02求人票開示
- 03就職ガイダンス
- 04職場見学
- 05履歴書作成
- 06応募
- 07採用試験
- 08内定
- 09就職
Student Voice

歯科衛生士科 2年生
K.Tさん(茨城県立水戸第三高等学校卒業)
- Q.なぜ、この学校を選びましたか?
- 憧れの歯科衛生士になるための受験資格が取れ、設備も充実し、国家資格の合格率も高いため、本校を選びました。また、歯科衛生士の資格だけではなく、介護初任者研修の資格も取得できるため、本校に入学しました。
- Q.歯科衛生士科での、学生生活はどうですか?
- 多くの専門的知識を初めて学び、講義や実習は難しいですが、先生方が手厚く教えて下さり頑張れています。親睦会などもあり、友達や先輩方、先生方と仲良く楽しい時間を過ごすことができ、毎日充実しています!

歯科衛生士科 3年生
Y.Kさん(茨城県立太田第一高等学校卒業)
- Q.なぜ、この学校を選びましたか?
- 歯科衛生士という職業は、私の長所である器用な性格が合っていると思い、入学を決めました。体験入学に参加して、東京歯科大学の解剖学教室見学がある事を知り、貴重な経験が積める所も入学の決め手の一つです。
- Q.歯科衛生士科での、学生生活はどうですか?
- 講義で得た知識をもとに相互実習で手技を身に付ける事ができ、疑問点は先生が分かりやすく指導してくださいます。臨地実習や、先輩方との合同実習では、実践での専門知識や様々な事を学んでいます。
Graduate Voice

歯科衛生士 経験年数5年目
S.Sさん歯科衛生士科2021年卒業(歯科診療所勤務)
- Q.なぜ、本校に入学したいと思いましたか?
- 歯科衛生士の将来性ややりがい等に興味を持ちました。また、身近な人に歯科関係者がおり、茨城歯科専門学校での国家試験に向けて充実した学生生活が送れることを知り、それに惹かれ入学をしました。
- Q.国家資格取得まではどうでしたか?
- 専門的な知識だけでなく臨床実習との紐付けをしながら学んでいくのはとても難しく大変でしたが充実していました。先生や学友の丁寧なサポートもあり最後まで前向きに励むことが出来ました。
- Q.卒業後、実際に歯科衛生士になってどうですか?
- 知識や技術の活用だけでなく患者さんへの対応等、多方面での気遣いをするのは簡単ではありませんが、チームワークを大切にしながら患者さんの生活の質を上げることの出来ることにやりがいを感じています。

歯科衛生士 経験年数23年目
Y.Tさん歯科衛生士科2002年卒業(歯科診療所勤務)
- Q.歯科衛生士として、大切にしていることはありますか?
- どのような患者さんに対しても優しく接し、悩みに寄り添い、より良い治療を提案できるように心がけています。
- Q.歯科衛生士をしていて、やりがいは何ですか?
- 自分が施術した歯周治療やブラッシング指導で、患者さんの健康に貢献できることに、やりがいを感じます。
- Q.これから歯科衛生士を目指す方へ一言ください
- “人が喜ぶ顔がみたい” “誰かの役に立ちたい”、そんな思いの方に歯科衛生士という職業を勧めたいと思います。